向上心はそこそこに?

自分を大事にするあなたへ

 

以前NHKの番組で
「宇宙は拡大し続けている」
と言っていました。

 

中医学的に人の体は小宇宙と捉えていて、

この宇宙の地球という星に生きる私たちは
成長する生き物なのだ、ということです。

成長せずにいられない、それが本能。

 

人それぞれ、成長にも
いろいろなステージがあって、

そのステージにいるときに
関わりあう人がいます。

同じ環境にいたり、影響を与えあったり。

 

喜ばしいことや、困難なことがあっても
どちらにしても、互いに成長していきます。

 

だとすれば、その時がどんな状況であっても
かけがえのないものになっていきます。

その時にしか関われないかもしれない。

その時にしか味わえないかもしれない。

 

人生の中で、関わり合えること
その環境に身を置いていること

何かしらの意味があって、
今この瞬間その時を過ごしています。

 

だから、今が大事なのですね・・・

 

今何をするかで未来が決まっていく。

だからこそ未来をどう思い描くかで、
現在の在り方も変わってきます。

現在のあり方が変われば、過去もまた
深い意味での概念が書き換わっていきます。

今の積み重ねが未来の自分を創造します。

 

 

 

でも、成長って難しいですよね。

自分以外の成長を願うことも同じです。

 

成長したい、して欲しいと願うことは

不足面に目を向けているからこそ、
さらなる成長を願う訳です。

 

でもマイナス面ばかり見ていたら、

健康面からいうと・・・

心配や不安や焦りなど、
心の健康にマイナスになります。

心と体はつながっているので
その影響はやがて体にも及んでいきます。

 

向上心を持つことは
前向きで素晴らしいですが、

一歩間違えると、心と体に
負担をかけることにもつながります。

 

不調を抱えていた頃の私は、
その負のスパイラルにはまっていました。

私は目標に向かって、
寝るよりも本を読むことを優先したり、

食べることよりも
知識や情報を入れることを優先したり、

自分の身体を大事にすることを
二の次にしてしまった苦い経験があります。

 

それで体調を崩せば、
自分だけでなく家族や周りの人にも、
何かしらの影響が波及していきます。

 

 

「もっともっと」と願う向上心が
ポジテイブに偏りすぎても、

ストレス発散のつもりが
実際は疲れているのに、
身体に負担をかけてまで運動してしまったり。

ランニング依存症ということもあるそうです。

 

食生活でも菜食主義に極端に偏ると、
栄養面での偏りが心身のバランスを崩します。

 

それが知らず知らずのうちに
自分以外の人に影響してしまうと、
相手にも何かしらの負担が及びます。

 

 

求めすぎない
やりすぎない
がんばりすぎない

向上心はそこそこに・・・

 

適度に緩ませながらが、健康には大事です。

 

やろうがやるまいがいずれにしろ
私たちはそのままでもう勝手に、

宇宙とともに拡大成長しているのですから^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い詰めると考えすぎて血を消耗します。

もちろん、運動のやりすぎも同じです。

 

  • 顔色が蒼白い
  • 唇や爪が蒼白い
  • めまい
  • 動悸
  • 不眠
  • 貧血
  • 生理不順
  • 生理の出血量が少ない

 

など、症状があれば血の滋養作用の減退です。

 

血液を補う食べものは・・・

ほうれん草・小松菜・人参
ぶどう・ライチ・落花生・レバー・イカなど

 

脾は胃と一緒に食べものを受け入れ、消化し
水穀の精微(栄養物質)をつくり、気血を生成します。

脾胃も大事にしてくださいね。

 

 

やりすぎたらゆっくり休んで、
食べすぎたら胃腸を休ませましょう。

食養生をがんばったら
たまには食べたいものを食べたり、

仕事をしすぎたら
自主的にボーッとしてみたり。

 

意識して自律神経を自分で整えましょう!

 

自分はどうしたいのか?

本当の自分は何を求めているのか?

誰にどうなってもらうことが
その人にとっての幸せなのか?

 

何かに向かって成長するその前に・・・

まずはご自身の内面に向き合って、
偏りすぎない心身の健康を基盤にしましょう!

 

健康を手に入れてからがスタートです。

 

 

いつもありがとうございます。

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。