「身体はシグナル」小さな不調を感じよう

自分を大事にするあなたへ

 

病気というほどではなく
でもなんだか体調が優れない・・・

その感覚は正しいです。

「検査をしても
原因が分からない」
そうした声も聞かれます。

 

身体はシグナル。

顔色や脈の変化、
舌の形、色、質。
排泄物の色、匂い、質。

自分では気づかないことも
身体はさまざまなシグナルを
出しています。

その変化を感じましょう!

 

私たちは
陰陽のバランスや
季節や気候によっても、

いろいろな要素の
バランスを保って、
恒常的に
健康を維持しています。

遺伝や環境にも
影響を受けますね。

 

いつも薄着で
オーダーする飲み物は
冷たいものを好んだり、

いつも冷房の効いた
職場だったりすると、

陰陽のバランスが
陰の方へ偏っていって、
冷えやすい体質へと
変わっていきます。

これは病気の前段階。

未病の状態です。

生活習慣や食習慣、
もともと生まれ持った
遺伝的なもの、環境・・・

そうした要素が
体質をつくっていきます。

 

こうして
体内のバランスが
不調和になっていくと・・・

中医学的ないくつかの
体質傾向がみられます。

 

  1. 気血両虚体質
    活動のもとになる気や、
    身体を栄養する血が不足している
    (疲労貧血タイプ)
  2. 陽虚体質
    身体を温め、活動力のもとになる
    陽気が不足している
    (冷えタイプ)
  3. 陰虚体質
    身体を冷まして潤すもとになる
    陰の要素が不足している
    (ほてりタイプ)
  4. 気滞血瘀体質
    気の流れや血の流れが悪い
    (つまり体質)
  5. 脾虚湿困体質
    水分代謝、脂肪代謝が悪い
    (むくみ体質)
  6. 湿熱体質
    過剰な熱と余分な水分で
    体内が結びついている
    (暑がりタイプ)

 

気・血・津液の状態で
このように
タイプが分類できます。

体質が重なって、
ぴったりこのタイプに
当てはまらない方も多いです。

 

例えば、

気虚タイプの方は
水分代謝も悪くなりがちで、
脾虚湿困体質に
変わっていったりします。

それをつくった
生活習慣や食習慣を
見直しましょう!

 

脾虚湿困体質だったら
太りやすくて
眼瞼がむくみやすくて、

大便の形がなく
崩れやすかったり、

お小水がスッキリ
出なかったり、

オリモノが多かったり、

甘いものや脂っこいものを
好んで食べていたり、

体が重だるかったり、

口の中が粘っていたり、

口は渇いても
あまり飲みたくなかったり、

手足がむくんだり
めまいがしたり。

 

そうした場合は
甘いものや
脂っこいものを控える。

脾を補い、身体の湿気を
取り除くような食べものを
オススメします。

【脾虚湿困タイプ食材】
はと麦・ササゲ・そら豆・
えんどう豆・インゲン豆・茯苓など

 

健康をつくるために・・・

まだまだ
耐えられる段階の、
小さな不調を感じましょう。

痛み止めなどの
薬に頼りきる前に・・・

未病の状態で気づいて、

もとの健康状態に
リセットしましょう!

 

心の痛みを
感じることもあります。

それも大事なシグナルです。

悔しい、苦しい、悲しい、
辛い、許せない・・・

その痛みを知りましょう。

痛みを感じるのは、
あなたの心の正しい反応です。

それでいい。

その痛みがあるから
自分を理解できます。

そこに痛みを感じる自分がいる。

その自分を大事にしましょう。

身体は大事なシグナルです。

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。