目の不調は「肝」をいたわること。秘訣は早寝!
ココロとカラダを幸せに!
漢方マイン堂です。
睡眠不足の翌日は、目がショボショボする・・・
そんな経験はありませんか?
近年では2〜3歳のお子様も、
器用にタブレットを使う姿も見かけたりしますね。
ご年配の方々も、
スマホを使いこなす方が多くなってきました。
スマホにパソコン、長時間のデスクワーク。
昔とは明らかに生活習慣が変わってきましたね。
目を酷使している
しかもその時間帯は・・・夜中!
なんて方も、いらっしゃるのではないでしょうか??
夜中は、まずいです。。
血液は寝ている間の夜につくられます。
眼精疲労、視力の低下、目がかすむ、ドライアイ、
涙目、目の充血、目の周りがピクピクする・・・
こうしたとき中医学で先ず考えるのは、
肝の働きはどうか?
ということです。
目の症状なのに肝??
そう思いますよね。
「肝は目に開竅(かいきょう)する」
という言葉があります。
肝の経絡が目に通じているので、
肝の状態が、目に現れています。
中医学での「肝」は、
肝臓や、それ以外の働きも含めた概念です。
◯「肝」は血液を蓄えています。
・・・肝の蔵血機能
◯「肝」は血液をどのように、
配分するかの調整も担っています。
・・・肝の調節機能
サッカーで言えば司令塔のような役割
をしていると思ってください。
配分する血が足りなかったりすれば、
もちろん、不調となって現れます。
肝の蔵血機能や調節機能が低下した時
あらわれる症状は・・・
- 月経の乱れ
- 疲れやすい
- めまい
- 睡眠の時に夢が多い
- 眠りが浅くてよく目が覚める
- 情緒不安定
- 流産体質
- 目の疲れ
- 目のかすみ
- 爪が薄い
- 爪が割れやすい
- やる気が出ない
- 足がつりやすい
「肝」は疏泄(そせつ)を司る
血流調節、新陳代謝、精神活動、
月経調節、ホルモンバランス、筋肉の、
正常な活動を担っています。
ですので、精神的な抑鬱状態や、
月経不順、不妊などとも深く関わりがあります。
また、ストレスを抱えている方や、
お酒をよく飲まれる方、
夜遅くまで起きている方は・・・
「肝」の働きに負担をかけている可能性があります。
血液を蓄えていることからも、
血虚:血の不足(貧血とも限りません)は
「肝」の働きに影響しています。
血液を消耗しないために・・・
夜の22時〜2時に睡眠をとることをオススメします!
漢方よりも先ず、
質の良い睡眠を心がけてくださいね。
お仕事が忙しくて、
どうしてもストレスがたまる、
夜しか自分の時間がない、
デスクワークだから仕方ない、
そのような環境の方もいらっしゃいますよね。
そこを捻じ曲げて^^
夜はスマホは置いて・・・
できれば目も休ませてあげてください。
ストレッチをしたり、
ゆったりとお風呂に入って、
精神を和らげる。
好きな音楽を聴く。
など・・・寝るモードを意識的につくって^^
少しでも早く寝る日を、多くしてみてくださいね。
「肝」をいたわる秘訣は、早く寝ることです^^
何よりそれは・・・
あなた自身を大切にすることです。
ココロに愛を♡カラダに栄養を。
あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。