冷やさない女性でいよう

ココロとカラダを幸せに!
漢方マイン堂です。

今日は風が冷たかったですね。

 

日曜日は埼玉中医薬研究会、
高橋楊子先生の講義でした。

先生とお会いするのは半年ぶり。
ご挨拶もできて嬉しかったです。

イスクラ研修塾では大変お世話になりました。
中国語訛りの先生の
ゆったりとした語り口調にとても癒されます^^

 

「静則生陰」
「動則生陽」

という言葉があります。

普段パソコンに向かってのお仕事の方も多いと思います。

「静則生陰」
静は陰(痰湿、冷え・・)を生む。

その反対に

「動則生陽」
動くことは陽(気、エネルギー)を生む。

ということです。

先生は一年ほど前から運動を始めて
体が楽になってきたとのこと。
体調の良さを実感しているようです!

適度な運動は健康のためにいいですね。

元気な先生の姿に、
日頃の自己管理の大切さを感じました。

 

今日はよく見られる婦人科の講義でしたが、
その中でも特に大事なことは・・・

生理中は絶対に冷やさないこと!

 

生理痛のある方は多いと思います。

中国人の先生から見て、
日本人は冷飲冷食だと、切に思うそうです。

生理中でも冷たいものやアイスを食べる人もいる。
お風呂から上がっていつもアイスを食べる人もいる。

秋・冬にアイスはいらない!

ビールや冷蔵庫から出した飲み物・・・
アイスティー、アイスコーヒーなども同じ。
一度ライフスタイルを見直してみましょう。

それだけでも違うはずです。

 

膝下を温めるのはとってもいい習慣だそうです。

それは女性にとっての大事なツボがあるから。

足内側の「三陰交:さんいんこう」

・・・くるぶし内側から指4本分上
をいつも冷やさないようにしましょう!

私は冷えやすいので
夏でも素足にサンダルは履きません。

クーラーの効いた部屋にいると
冷えて血流が悪くなって
足がつりそうになるのですね。。

ツボにお灸もいいですね!

 

何度も繰り返します。

生理中は絶対に冷やさないこと。

中国人は本当に徹底しています。

「やらなければ」という意識ではないように思います。

「当然のこと、常識」
そうしないことが行動範疇にはない感じです。

そのためには意識を変えることかな、と思います。

 

工夫して冷やさないおしゃれを楽しむ!

自分軸のおしゃれってかっこいいです。

 

冷やすことは生理痛につながります。

生理痛は不妊症にもつながります。

今その状態がなくても・・・
痛くなってからの養生では遅い!!

それが漢方の未病を治す。
養生なのですね。

うまく養生すれば回復することも多くあります。

気づいたらお試しください。

 

先日ご相談にいらした女性は低体温でした。
日頃から35度代が多いそうです。

体は血液が巡ることで一定の体温が保たれています。

それが運動不足やストレス、偏った食事などによって
血液がドロドロ流れにくくなると、
抹消血管まで血液が行き渡らなくなって
手先足先が冷えてしまいます。

血流が悪くなると、瘀血という古い血が滞った状態になり
さらに血液のめぐりが悪くなって冷えるという悪循環に。

血液の滞りは、生理痛や頭痛などの痛みや
シミやそばかす、くすみなどの皮膚の黒ずみにもつながります。

代謝が悪くなるのですね。

冬でも冷飲冷食などの体を冷やす食習慣が続くと・・・

余分な水分が体内に蓄積されて
冷えを助長する一因にもなります。

その他にも
胃腸などの消化器系の働きが低下すると
十分に食べものが消化吸収されず、
体を温める気:エネルギーを補うこともできず、
体を栄養する:血も不足して、冷えを招きます。

 

体を温める食材は・・・
ネギ・しょうが•紫蘇・にんにく・シナモン・
にんじん・かぶ・牛肉・鶏肉・羊肉・海老など

血行を促進する食材は・・・
玉ねぎ・ちんげん菜・ニラ・パセリ・三つ葉・
レンコン・ふき・玫瑰花(ローズ)・イワシ・サバなど

 

冷え性の方は、
まず、冷たいものや生ものを控えて
生理期間は冷やさないように・・・

北風の冷たい季節です。
下半身は暖かくしてお過ごしくださいね。

「頭寒足熱」が健康にはいいのです。

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。

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