病気も感染も、正気と邪のせめぎ合い

自分を大事にするあなたへ

 

同じ環境にいても、
ウイルスに感染する人もいれば
しない人もいます。

どうしてでしょうか?

 

中国最古の医学書『黄帝内径』には、

「正気存内、邪不可干」

(身体に正気が存在すれば、
邪は侵入することができない)とあります。

邪が正気に勝つと病気になります。

感染症では、
細菌やウイルスなどの病原菌が邪になります。

 

正気とは、免疫力、治癒力、抵抗力。

正しい気ですので、

生体の恒常性能力が
正しく機能していることが大事です。

免疫(防御)システムが
正しく動いていなければ、

その力を発揮できません。

 

感染するかしないかは、

邪(ウィルス)と正気の
せめぎ合いです。

そういう意味では
慢性病の方が悪化しやすいのは、

正気が弱っていたり、
正しく機能できない状態になった

とも考えられます。

インフルエンザにしても風邪にしても、
免疫力が落ちている時

つまり正気が弱った時に、
ウィルスが身体に入ってくるのです。

 

何れにしても、病気の予防は、
正気を高めておくことが大事です!!

漢方ならば、
「衛益顆粒」や「麦味参顆粒」
がおすすめです。

「補中益気湯」や「十全大補湯」
なども、正気を高めてくれます。

 

先日の、気の働きの記事に追記しました。

  • 営養(えいよう)作用
    営気は栄養分を豊富に含んだ気で、血と同じく栄養作用がある。
  • 固摂(こせつ)作用
    内臓の位置を保つ働きを含み、
    胃下垂や子宮下垂、脱肛などは、気の固摂作用の低下による。
    (気陥:きかん と言う)

気の作用のどこを補いたいのか、
体質によっても、より良いものがあるでしょう。

 

免疫は、
自律神経と深く関わっています。

正しく栄養する力は、
正気の力です。

気を補う食べものを生かす力は、
正気の力です。

食べもの、食べ方が大事になります。

上手に食べて、
「気」を正しく動かしていきましょう!

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。