中医学は、目に見えない医学。
中医学は「目に見えない医学」だと、私の尊敬する路京華先生が仰っていました。
カラダのなかの状態を、中医学的に診断するためには、想像力が大事になってきます!
ほんとうに仰るとおりだなぁ、と感じます。
未病の状態では、数値というカタチでは、現れていなくても、
カラダの外側に、なんらかの「現象」があらわれています。
人によってはそれが、漢方は分からない、難しい・・・
という部分につながるかもしれません。
また、中医学では、五臓六腑の働きは、自然界のことを理解すれば分かります。
ここでも、やはりイマジネーションが大切です!
例えば、「肺」は五臓六腑のなかでは、カラダの一番高いところに位置します。
「肺」の生理機能を、自然界では、天に例えています。
天空の、天です。
天は高い。
高いところのものは、下に降りていきます。
天から降る、雨、霧、露。
上にあるものは、下に落ちていきます。
肺には「栄養分を全身に配る」という役割があって、
また、肺の気は外気ともつながっていて、「呼吸」によって、
きれいな外気が下に運ばれていきます。
秋に「肺」の機能が不調になりやすいのは、
この外気が乾燥して、乾燥に弱い「肺」がダメージを受けるからですね。
私は直感タイプで、自分の感覚を大事にしておりますが・・・
中医学では、これがとても役に立っているのですね。
私はこの目に見えない部分を想像する、ということがとても楽しくて、
すごくワクワクします!
ものごとや、起こることにも、必ず両面がありますよね。
悪い面もあれば、良い面もある。
陰と陽。必ずふたつある。
見方が違うだけで、
片方がある、ということは必ず、その反対のことがすでに存在しているわけです。
目に見えるものだけにとらわれることなく、
目に見えないものが存在することを、いつでも忘れずにいたいと思っています。
そのことが分かっていると、楽だからです♪
このような考え方をするようになったのも、中医学を学んでからなのです。
中医学って、ほんとうに楽しいです!
話がそれてしまいましたが・・・
カラダの外側に「現象」として、このような状態があるから、
カラダのなかはこのようになっているのではないか??
と、漢方相談をさせていただいているときは、想像力のフル活動!
そのために、日々勉強です。
自然界のことを理解すれば、人間のカラダのことを解釈できる。
自然界で起こっていることが、人間のカラダのなかにも同じように存在する。
だから、難しいことではなくて、
小学生でも!勉強すれば、理解できる学問なのだと、先生は仰います。
私は自然界のことが理解できれば、すべてのことが理解できると思っています。
正直、難しいですが。。。
イスクラ研修塾卒業の研修旅行では、
路先生の北京の診療所で、研修させていただきました。
ほんとうに素晴らしい現場で研修させていただけたことが嬉しかったです。
ココロに愛を♡カラダに栄養を。
あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。
ありがとう。