秋の養生「早寝早起き・秋に薄着する??」
今朝はどこからともなく、キンモクセイの香りが漂ってきました。
秋を感じますね。
ココロとカラダを幸せに!
漢方マイン堂です。
連休はどのようにお過ごしでしたか?
主人の会社の先輩がオーケストラ活動をされているのですが、
その定期コンサートがあって、主人と一緒に足を運びました。
休日にどれだけの練習をされているのか??
迫力のある演奏にとても感動しました!!
最近、クラシック音楽づいています♪
さて、秋は立秋からはじまって、
処暑、白露、秋分、霜降を経て、立冬までをいいます。
秋の三ヶ月は、万物が成熟し、草木は枯れ、
陽から陰に、季節は移り変わっていきます。
『黄帝内経(こうていだいけい)』という古典によると、
秋の三ヶ月は容平(ようへい)の季節。
自然界のすべてのものが熟して実り、
収穫の時期であること、すべてのことが安定してくることを現しています。
そのような自然の流れのなかで、秋はどのように過ごせばよいのでしょうか?
このように過ごすとよいですよ〜
ということが、きちんと古典に記されています。
それに従わない手はないですね!
秋の養生は、早寝早起きを心がけましょう!
陰の気が強くなって、陽の気がだんだんと衰えてくるので、
早く寝るということは、気(元気エネルギー)を養うことでもあります。
(補足します;18時〜6時の夜の時間帯は、陰の時間です。
秋冬は陰を養うことが大切なので、夜は早く寝る生活習慣が
自然の理にかなっている!というわけです)
早起きの目安としては、ニワトリの「コケコッコー」という声が
聞こえてきそうなくらいの時間です。
秋の夜長・・・
ついつい夜更かししたくなる時季でもありますが、
カラダのためには、秋は早めに寝て、活動時間を減らしましょう。
そして・・・
志を安らかにして、秋には自分の気持ちを寛大にする。
神気を内に収めるようにして、秋の気を安らかにする。
とあります。
つまり、ココロの養生も大切です!
秋は、自分の内面と向き合うのに、適した季節なのではないでしょうか。
感情を高ぶらせるのではなく、穏やかな気持ちでいることで、
ココロとカラダと、自然の気の歩調を合わせていく。
静かに、精神を整えていくイメージでしょうか。
瞑想などいいかもしれませんね。
幻想的な音楽を楽しむのもよさそうです。
秋の深まりとともに、寒さも感じます。
秋は、寒暖の差もだんだんと大きくなって、風邪もひきやすくなります。
「春は厚着し秋に薄着する」
という、ことわざあるのをご存知ですか?
秋は、寒くなってきてもいきなり厚着をしないで、徐々に、がよいのです!
(春は、逆に暖かくなってきても、急に薄着にならない方がよいです)。
私は、なるほど〜と思いました!
秋はまだ、夏の陽気が残っているので、暑熱や乾燥で喉の炎症にもつながります。
春は、陽気に気持ちも高ぶりますし、実際お洒落に気をはやらせ、風邪をひいた経験があります。。
健康のためには、
秋の寒涼の気候に応じて、過ごし方や気持ちも、自然とともに変化させます。
そうすることで、冬に消化器系が弱って、お腹を下したりするのを防ぐそうです。
しっかり養生して、冬には冬の養生ができる、元気なカラダに整える!
病気にならないココロとカラダのために
先手、先手でいきましょう!
ココロに愛を♡カラダに栄養を。
あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。
ありがとう。