毎日食べたい「元気」をつける食材No. 1

ココロとカラダを幸せに!
漢方マイン堂です。

お元気ですか?

 

中医学での「元気」は生命エネルギーのようなものです。

「元気」には3つの要素があります。

 

生長や発育、生殖、新陳代謝などの活動を支えるもの・・・
それは、生まれながらにして両親から受け継ぐもので、
その根本は「腎」に蓄えられています。

「腎」は生命力の源!
すべての生命活動をコントロールしています。

「腎精(じんせい)」といって、生命の基本物質(精力)が蓄えられていて、
老化と深い関係があります。

「腎」が元気ならば、いつまでも若々しくいられるのです!

 

②おぎゃ〜と生まれてからは、
食べものを消化して、栄養エッセンス(水穀の清微:すいこくのせいび)に
変化させて「元気」を補充します。

これは、「脾」の働きです。

消化器系のような働きですね。

「脾」が元気でならば、食欲もあって、栄養吸収もいいので、
もちろん、カラダは元気いっぱいですよね。

 

③それから、呼吸することで「天空の気」を取り入れます。

これは、「肺」の働きですね。

元気を出すためには、キレイな空気も大切です。

 

 

◯元気がない
◯疲れている
◯風邪をひきやすい
◯胃腸が弱くて、軟便気味、下痢になりやすい
◯顔色が白い
◯寒がり
◯声が小さい
◯不正出血しやすい

 

もしも、このような症状があれば・・・

あなたは元気不足。
「気虚(気虚)」タイプかもしれません!

 

プラス
「腎」の働きが弱っていれば、腎虚。
「脾」の働きが弱っていれば、脾気虚。
「肺」の働きが弱っていれば、肺気虚。

となります。

 

いつまでも、元気で若々しくありたい!

 

そのために大切なのは、やっぱり「脾」なんですね。

中医学からいうと「脾」は一般的にいう胃腸の働きです。

胃腸を大事にして、いつも絶好調で、働いていただきたいのです。

 

つまり、食養生!

 

食欲もあるし、胃腸は丈夫だから、何を食べても大丈夫??

 

じつは胃腸に負担のかかる食べ方をしていることもあります。

冷蔵庫から出した飲料水など、冷たいもの、生もの、サラダ・・・
みんな胃腸を冷やします。

冷えた胃腸を、36度5分ほどの平熱に温めるまでには、
たくさんのエネルギーを消耗するんですね。

胃腸が弱ってきます。

ただでさえ、元気エネルギーが足りないタイプだったら、
さらに、エネルギーが不足してしまうわけです。

 

私は、社会人なりたての頃は、お腹がいっぱいにさえなれば、
それこそ何を食べてもいいのだ、と思っていた頃がありました。

今振り返ると、胃腸を酷使していたなぁ、と思います。
胃腸さん、あの頃は、負担かけたね。。

 

「気」を効果的に補う食べものは、

今の時季でしたら、きのこ類が、オススメです。

まいたけ・しいたけ・しめじ・えのき・エリンギ・・・

私はよく、きのこたっぷりのお味噌汁を、週末にお鍋にたっぷりつくります。
秋刀魚にも合うんですよね。

 

そして、山芋(長芋)は、年中通してオススメです。

山薬(さんやく)という生薬でもあり、その滋養効果は抜群!
「脾」を養い、「肺」を潤し、「腎」を補い、精力をつけます!

 

北京に中医研修に行った時には、よく長芋がでてきました。
それくらいに、中国ではよく食べられているのですね。

しかもデザートみたいな!?
これは、ブルーベリーソースがかかった長芋なんです!

私のなかでは、毎日食べたい食材、ナンバーワン!

 

何を食べて良いか分からなかったら、とにかくお粥でもいい。
消化に良いもの を心がけてくださいね!

胃腸の負担を少しでも和らげてあげることで、胃腸が休まり元気になります。

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。

ありがとう。