海老と野菜の彩り炒め

の薬膳
* いつまでも若々しくありたい方に、オススメです♪

 

[材料]

・海老  ・くるみ ・人参 ・芽キャベツ・銀杏・ネギ
・生姜 ・枸杞の実 ・黒ごま
・塩、こしょう、 紹興酒、片栗粉、サラダ油、胡麻油 適宜

 

[作り方]

  1. 海老は殻と背わたを除いて、塩、紹興酒、片栗粉で下味をつける。
  2. 枸杞の実を紹興酒で戻し、くるみと黒ごまは乾煎りする。
  3. 銀杏を塩茹でにして、薄皮をとる。
  4. 芽キャベツは半切り、人参は薄切りにする。
  5. 海老をサラダ油でさっと炒めて取り出しておく。
  6. サラダ油で、生姜のみじん切りを香りよく炒め、
    芽キャベツ、人参を加えて、油がなじんだら水を入れて蒸し焼きにする。
  7. 6に胡麻油を足して、ネギ、銀杏、海老を加えて紹興酒をふり、
    炒め合わせて、枸杞の実も入れてさっと炒める。
  8. 水溶き片栗粉でとろみをつけて、塩、こしょうで味を整えて、
    器に盛り付け、黒ごまをねじりながらふりかける。

*銀杏の代わりに、ゆり根を加えても薬膳効果が期待できます。

 

【薬膳的効能】

  • 枸杞子 [甘味/平性/帰経:肝・腎]
  • 黒ごま [甘味/平性/帰経:肝・腎]
  • 海老  [甘味/温性/帰経:肝・腎]
  • 胡桃  [甘味/温性/帰経:腎・肺・大腸]
  • 人参  [甘味/平性/帰経:肺・脾]
  • 芽キャベツ  [甘・辛味/平性/帰経:胃]
  • 銀杏  [甘・苦・渋味/平性/帰経:肺・腎]
  • ゆり根 [甘・微苦味/平性/帰経:心・肺]

 

年齢とともに気になる症状・・・
白髪、耳鳴り、足腰の弱さ、咳、喘息などは
「腎・脾・肺」と深く関わりがあります。

特に「腎」の働きは重要です!

 

腎は生命活動を支える「精力」を蓄えコントロールしています。

中医学では「精」とは、成長や発育、生殖活動に欠かせない、
生命エネルギーをつくりだす物質と考えています。

年齢を重ねることで「精」が不足すると、
精神や肉体の活動力が弱まり、やる気や元気が失われた状態になります。
陰陽のバランスがくずれて、五臓六腑の機能は弱まります。

 

年齢によって、身体は成長して、成熟し、老衰していきます。

若い頃はお肉をもりもり食べても大丈夫だった胃腸は、
年齢とともに消化力も落ちてきます。

食養生のためには、腹八分目にしたり、
薄味・果物・お野菜・肉類・魚・卵類・豆類などを
バランスよく食べるようにして、
日々のお食事で予防しましょう!

 

◯クコの実は「美容やアンチエイジングのスーパーフード」
としても知られる、手軽に食べられる効能の高い生薬です。

◯お茶に入れて、そのまま最後は食べたり、
お酢で戻しておいて、サラダやスープにトッピングしたり、
いつでも食べる習慣にしておくのがオススメです。