秋の食養生

自分を大事にするあなたへ

 

秋も深まりつつありますね。

秋の乾いた空気は
肺にダメージを与えます。

 

秋は肺を労ろう

肺は潤いを好む臓器です。

秋になると
くしゃみや空咳や
アレルギー症状が出たり、
喘息がひどくなる人もいます。

これは、秋の乾いた空気を
吸い込む鼻やのどなどの気道や、
肺などの呼吸器系が
外気と同じように乾燥して、
傷つきやすくなっているためです。

肺と肌は関係が深いですが、
肌もカサカサに乾燥しますよね・・・

 

肺やのどの粘膜は、
ウイルスや細菌の侵入を防ぐ
免疫システムの関門。

私たちの身体を守ってくれる
最前線にいる防衛部隊なのです!

 

すべての食材に薬効がある

そこで、秋の食養生は・・・

こうした空気の乾燥から
肺や呼吸器の働きを守るため、
肺やのどを潤す薬効のある食材を
とるように心がけましょう!

秋の味覚には、
そのような効能をもつ食材が
たくさんあります^^

梨・柿・栗・キノコ類・銀杏
レンコン・アンズの種(杏仁)・・・

秋が旬の野菜や果物、
銀杏・杏仁・クルミなど
種や実ものなどは、体を潤して
咳や痰を止める働きがあります。

ぜひ、毎日の食卓に
取り入れてみてください。

 

秋によく使う食材

体の必要な水分を補って、肺を潤す

梨(涼)、柿(寒)、イチジク(平)、銀杏(平)
レンコン(寒/加熱:平)、百合根(平)

杏仁(微温)、白きくらげ(平)、松の実(微温)

白ごま(平)、くるみ(温)、落花生(平)、蜂蜜(平)

 

気(体のエネルギー)・血(体を滋養する)を補って、肺を潤す

さつまいも(平)、しいたけ(平)、しめじ(涼)
まいたけ(微温)、栗(温)

秋かぶ(温)、やまいも(平)、にんじん(平)
ぶどう(平)、秋刀魚(平)

カツオ(平)、サバ(温)、サケ(温)、鶏肉(温)

 

肺に働きかける味(辛味)のもの

さといも(平)、紫蘇(温)

 

ゆり根と梨のホットコンポート

先日の中医学Zoomで
秋の薬膳スイーツを何か・・・
とご要望をいただきました^^

今の時季、
温かいままが美味しいです。

 

ツイッターに
「秋の薬膳スイーツ」を
アップいたしました!

 

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