漢方セミナー開催しました
11月9日(土)の初の漢方セミナーが
無事に終わりました。
足を運んでくださった皆様
本当にありがとうございました!
肌の炎症の状態は
体の中でどうなっているのか?
「何を食べたら酷くなる?」
「何を食べたら良くなる??」
答えは難しくありません。
中医学の原点は自然の摂理がベースにあります。
自然の中で起こっていることが
体の中でも起こっています。
食べものには効能があります。
料理をする人が意識すれば、
家族も健康になります^^
食べものには
「食性」といって
食べることでカラダを温めたり、冷やしたりする作用があります。
「食味」といって
「酸・苦・甘・辛・鹹(かん)」は五臓を養います。
また、カラダの熱や余分な水分を取り除いたり、
血流を良くしたり、胃腸の働きを高めたり・・・
それぞれ作用があります。
食が健康をつくる源です!
余分な水分を排泄するのは「膀胱・腎」の働きです。
「腎」の働きを助けるのは「鹹:しおからい」。
海塩にこの効能があります。
塩は塩化ナトリウムなどの化学塩ではなくて、
伝統的な製法で作られる本物の塩になります。
魚は、塩化ナトリウム 99% に精製された塩水では、
海水と同じ塩分濃度3%でも、
1 時間 40 分後にすべて死んでしまうそうです。
天然の塩は、海の成分と同じ
亜鉛・セレン・銅・マンガン、カルシウム、カリウムなどの
天然ミネラルがいっぱい含まれています。
自然の流れに沿った食べものを意識してみてください。
ミネラル類は、免疫細胞を保護するためにも必要です。
これが「腎」には必要なわけですね。
昆布やわかめ、もずく、ひじき、海苔などの
海藻類の食味も「鹹」です。
お味噌汁に入れたり、
お惣菜や佃煮にして
ちょこちょこ日々のお食事に取り入れましょう!
箸休め的なものって実は大事です^^
酢の物とか香の物とか・・・
五臓六腑はお互いに協調しています。
どれか一つが優れていてもダメで・・・
それぞれがバランスをとっていることが大事です。
バランスの取れたお食事を心がけて
(・・・そうすれば難しく考えなくても
自然と「寒熱」「酸・苦・甘・辛・鹹」
のバランスが取れますね)
それぞれの五臓六腑を養ってくださいね。
また、次回をお楽しみに!