青梗菜とトマトの豚団子のスープ

 

初秋の薬膳
* アトピー性皮膚炎などの方にも、オススメです ♪

 

[材料]

・青梗菜 1袋 ・トマト 1玉 ・セロリ 1本 ・豆腐  1丁
・豚ひき肉 150g ・干し椎茸 2個 ・野菜コンソメスープ
・塩、こしょう 酒、醤油 適宜 ・溶き卵(つなぎ)

 

[作り方]

  1. 鍋に、野菜コンソメスープを煮立てます。
  2. 豚肉団子をつくります。
    酒、醤油、塩、こしょう で味付けした豚ひき肉に、戻した干し椎茸の
    みじん切りを入れて、団子状に丸めて、1.に入れていきます。
  3. くし切りにしたトマトと、刻んだセロリ、豆腐を入れて少し煮ます。
  4. 最後に青梗菜を入れて、塩、こしょうで味を整えます。

*皮膚炎のない方、ひどくない方は、豚団子を作るときにお好みで、
玉ねぎのみじん切りを加えても♪

 

【薬膳的効能】

  • 青梗菜 [甘味/平性/帰経:肝・肺・脾]
  • トマト [甘・酸味/微寒性/帰経:肝・脾・胃]
  • セロリ [甘・苦味/涼性/帰経:肝・肺・膀胱]
  • 豆腐  [甘味/涼性/帰経:脾・胃・大腸]
  • 豚肉  [甘・鹹味/平性/帰経:脾・胃・腎]
  • 椎茸  [甘味/平性/帰経:胃・肝]
  • 卵     [甘味/平性/帰経:肺・脾・胃・心・肝・腎]
  • 玉ねぎ [甘・辛味/温性/帰経:脾・胃・腎]

 

◯夏の暑さで、カラダにこもった暑熱を冷まします。

カラダの熱を冷ましてあげることで、熱によるのどの炎症を抑えて、
咳などの気管支のトラブルを防ぎます。

◯アトピーなどの皮膚炎のある方は、急性症状などでは特に大熱がカラダにこもっています。

カラダを冷やす効能のあるものが良いです。
アレルギーのある方は、卵の取りすぎにも気をつけてください。

◯冷やす効能のあるものが良いですが、冷たい食べものが良いわけではないので
注意してください!

→→冷たいものを摂ると、胃腸が冷えて、消化機能が落ちてしまいます。
もともと胃腸の弱い方が、皮膚病になりやすいこともあり、原因になってしまいますので、
気をつけてくださいね。

◯香辛料などの辛いもの、キムチ、唐辛子などは、カラダに熱を生みますので、要注意です!