人の体をつくる「気・血・津液」

「気」は人の体をつくり生命を維持するものです。

  • 両親から受け継いだもの
  • 飲食から摂取したもの
  • 自然の大気から吸い込んだもの

でつくられています。

 

強力なエネルギーがあって、
絶え間なく運動するので

元気があるのは気が充実している証拠です!

24時間泳ぎ続けるマグロみたいな感じですね^^

 

「気」の働きはたくさんあります。

  • 人体を生長・発育させる
  • 内臓を機能させる
  • 血や津液を生成する
  • 体を暖めて体温を一定に保つ
  • ウイルスや細菌から体を防衛する ← 今大事ですね!
  • 出血を防ぐ
  • 尿や唾液や胃液や腸液の必要以上な流出を防ぐ
  • 新陳代謝を促す
    (汗や尿、便などの排泄に影響)

*気を補う食材
うるち米・もち米・あわ・大麦・山芋・じゃがいも
にんじん・しいたけ・なつめ・大豆・鶏肉・牛肉・羊肉 など

 

「血」の働きも大切です。

  • 全身を栄養して潤す
  • 精神活動をする

血が血管を流れて、五臓六腑に行き渡って
目で見て、足で歩けて、手で握れます。

精神を健全にします。

人の精神が充実していると頭脳明晰、
知覚も身体も正常に動きます。

*血を補う食材
ぶどう・ほうれん草・にんじん・ライチ・なつめ
落花生・桑の実・松の実・黒きくらげ
レバー・羊肉・なまこ・いか・牡蠣 など

 

「津液」は人の体の正常な水液すべてです。

胃液、腸液、鼻水、涙など・・・

気と一緒になって血液にもなります。

*津液を補う食材
小麦・梨・ぶどう・白菜・ゆりね・白きくらげ・黒きくらげ
白ごま・黒ごま・桑の実・松の実・クコの実・豆腐・牛乳
豚肉・すっぽん・牡蠣 など

 

津液は気と一緒になって血液になるので
血を補う食材と同じものがありますね。

血と津液は同じ源です。

 

気と血の関係はとても深いのですね。

気が血を生み出し、血を循環させています。

気が足りないと
血をつくる働きも弱くなります。

なので、あらかじめ
血虚(血の不足)の漢方には

気を補う生薬が入っていることが多いのです。

 

血は気に栄養を与えるので

「血は気の母」ともいいます。

気が足りないと血も足りなくなり

血が足りないと気も足りなくなるわけです。

 

こちらも参考にどうぞ
https://kampomind.com/kiketsusineki/

 

こうしてみると
お互いに深く影響し合っていますね!

お互いに協調して支え合う関係です。

 

「気・血・津液」は
人の体を構成する最も基本となる物質です。

「気・血・津液」は
脾胃の飲食の消化吸収でつくられます。

・・・人は食べものでできている

 

食べることが体と精神をつくる!

生きることにつながりますね。

 

何を食べたいか?

何を選ぶか?

自分というフィルターを通して
取捨選択をします。

そのフィルターがゴミで詰まっていないか?

いつも自分の感覚をクリアーにしておくことで
健康につながるのでしょう。

日頃からのメンテナンスが大事ですね。

 

健康になるための
食べものや食べ方はありますが、

健康のために何を食べるかは自由です。

家族みんなで美味しく食べて
楽しい時間を過ごしましょう!

 

笑うと健康になります^^

「笑う門には福来たる」

特に大笑いしたとき、免疫と関係のある
遺伝子スイッチがオンになるそうです。

 

先日は手づくり点心を楽しみました^^

豚肉としいたけで
補気・補陰(気血津液を補う)のメニューです!

 

ココロに愛を♡カラダに栄養を。

あなたと共に成長できることを、
心から感謝しています。